筏竿」カテゴリーアーカイブ

筏竿、ビシアジ竿

ひとつテンヤ竿を載せました。きれいな色で良い感じに仕上がっています。

興味のある方はぜひご連絡を。

さて、筏竿とビシアジ竿を進めています。

まずは、筏竿ですが、ガイドの取り付けをして、漆を塗りました。瀬〆で塗りたかったのですが手元に無かったので、呂色を薄めて塗りました。

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手元は滑り止めに糸を巻いています。
藤を巻こうかとも考えたのですが、藤を巻くとどうしても価格が高くなってしまうので、単純に滑り止めの糸だけにとどめました。

次は、ビシアジです。実は、筏竿のガイドを取り付けたところで糸がなくなってしまったので、近くのイオンで絹糸を買ってきて、なんとか糸を巻くところまで出来ました。

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筏も、ビシアジも、両方同じように、赤の山立てに金粉をふっています。
とてもきれいに出ています。

穂先は、赤のパールで塗っています。こちらも良い色が出ています。

ビシアジ、筏竿

ビシアジ竿と、筏竿の胴塗りが終わりました。

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生上味で3回拭き漆をして、コンパウンドで磨いています。

ただ、コンパウンドで磨く際に、筏竿の穂先を折ってしまいました… 注意していたつもりでしたが、この折れっぷりにはショックです。

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折れたのはほんのさきで調子に影響はないので、このまま仕上げていきます。

生上味で拭き漆をしたときに合わせて、箸も拭き漆をしています。この箸は、ヘチ竿を塗っている時に一緒に塗ったもので、拭き漆をする・しないでどのくらい変わるか見るためにこちらだけ生上味での拭き漆をしたものです。

かなり念入りに拭いたので、あまり真っ黒にはなりませんでした。まだ気温が低いせいもあるかと思います。コンパウンドで磨く前は黄色っぽい感じになっていましたが、コンパウンドで磨くとそれほど気になりません。生上味が載っているせいもあって、つやは箸の方がいいですが、やはり暗いですね。

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この程度であれば、日がたつとそれほど気にならなくなる気がしますので、拭き漆をしても念入りに拭けば問題なさそうです。

拭き漆でふき取りすぎなんじゃ?と思ってしまいそうですが、箸の黒の部分はしっかりつやが出ているのでちゃんと塗れています。

竿 胴塗り

本日、クリマの申し込みをしました。6月が楽しみです。皆様、是非、夢久のブースにお越し下さい。

さて、一週間ほど出張に行っていた関係でなかなか進んでいませんが、たまっていた竿をいろいろ進めています。

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左からヘチ竿、ビシアジ、ワカサギ竿、筏竿です。

ヘチ竿だけは、胴塗りは終わっていて、仕上げの生上味で3回吹き上げたところです。

ビシアジ、ワカサギ、筏竿は、胴塗り3回終わったところですが、もうちょっと濃くしたいので後1〜2回塗る予定です。

ここまでやって、焼き印を忘れていました。時間が空くとどうしても忘れてしまいます。

漆を塗った後に焼き印を押すと漆がはがれてしまうので、いつもは胴塗り前に押すのですが、今回は仕方がありません…

温度低めでじっくり押したところ、ビシアジと筏竿はなんとかうまく押せました。

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ヘチ竿はちょっと失敗してしまいましたが、まぁ、自分使いなので・・・

とはいえ、青で良い色に仕上がっているので、お値打ち価格で放出するかもしれません。

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この後、ヘチ竿はコンパウンドで磨いていきます。
きっと良い艶が出てくれることでしょう。

カワハギ竿修理

一週間本業で北海道へ出張でした。向こうでは最高気温がマイナスなのですが、なぜか帰ってきた方が寒く感じます。

さて、修理途中のカワハギ竿ですが、出張前に黒で山立てをしておきました。ちょうど一週間行ってきたので、良い感じに中まで乾いています。その山立てしたところに生上味を塗って金粉をふっていきます。金粉と行っても純金ではなく、単なる金色の粉です。

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最初の写真が後ろにピントがあってしまいましたが、左から金粉をふってすぐ、脱脂綿で軽くはたいた後、養生のマスキングテープを外した後です。

ちょっと山立てが低い感じもするので、研ぎには注意しないといけなさそうです。

生上味が少し残ってしまったので、ついでにビシアジと筏竿も金をふってみました。

これも主張前に山立てをしていたものですが、赤で山立てしたのち、黄色や白を混ぜながら塗り重ねて見ました。ただ、ちょうど直前に同じように塗ったワカサギ竿があまり良い色が出ていなかったので、明るくするために金をふって、その上にさらに赤を塗ってみました。

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左から、ピンクで塗ったところ。金粉をふったところ、さらに赤を塗ったところです。

こうやってみると、赤もピンクもあまり変わった感じしませんが、良い色が出てくれることを祈ります。

ビシアジ&筏竿

以前から作り始めていたビシアジの竿と、筏竿が糸決めまで行けました。

ビシアジは、かなり前から作り始めていたのですが、フェルールの所に来る太い竹が見つからず、そのままになっていました。石鯛竿を作ってる坂本さんから、良い竹をもらったので、先週から進めていたのですが、パテも貼り終えてようやくの糸巻きが出来ました。

筏竿は、クリマで話題にあがったので、釣り自体をしたことが無いにも関わらず作りはじめてみました。穂先はヘチ竿と同じですが、全長が全然違います。筏竿は1.5m程度と非常に短竿で、穂持ちもかなり細めです。これで本当に50cmオーバーのクロダイが来ても大丈夫か心配になりますが、補強を入れているので大丈夫なのでしょう。

逆に、ビシアジはほとんど棒みたいな感じなので、これを使う機会がくるのか心配になるほどです。

今日時点で、糸巻きまで終わったので、瀬〆漆で糸決めです。

100号以上の錘を使う竿と、1号にも満たない錘で使う竿を一緒に作るのはそうそうないと思います。こうやって並べると太さの違いに改めで驚かされます。

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