月別アーカイブ: 2015年9月

筏竿穂先

前回のイベントで、筏竿の穂先を作って欲しいと言われたので、作ってみました。

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サンプルをお借りしたので、それに似せて作ろうとしましたが、ちょっと穂持ちに近い方が硬い仕上がりになってしまいました。先端を明るくしたかったので蛍光系の色で、さらに白、黒のカシューで塗りましたが、初めての作業なので、順序ややり方など手探りになりました。カシューを使うとどうしても厚塗りになってしまうのでそこが気に入らないですね。

テーパーの違う穂先を研ぎだしているので、微妙に調子も変わってくるはずです。

もう何回か作ると、もっとうまく作れそうです。

和竿ではないですが、家で使っていた木のスプーンがボロボロになってきたので、塗装を剥がして漆を塗り直しました。

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日本産の生上味を何度も塗り重ねているので、値段にしたらめちゃめちゃ高級なスプーンです。
これからも大事に使っていこうと思います。

竹取り

ちょっと早いかもしれませんが、親戚の山に淡竹を取りに行きました。

相変わらず、細いものはほとんどなく、探すのに苦労するかと思ったのですが、だいたいどの辺が細いかを教えてもらえたので、すんなりと2本だけ見つけました。
本当はそのあとも、もっと取りたかったのですが、蚊の猛攻に会い、途中で挫折しました。

帰ってきて、洗って、根っこを処理した後、軽く矯めて真っすぐにしました。

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下の竹は根元のほうの節間も狭く、いい感じです。根っこの形がちょっとだけ気に入らないですが、使うときにうまく削れば大丈夫でしょう。

このまま割れずに乾燥してくれるといいのですが…

ルアー竿とヘチ竿の完成

明日は、シテさんで販売会を行いますが、直前になってルアー竿とヘチ竿が完成しました。

まずは、ルアー竿です。ショアからのシーバス狙いように作成しています。

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赤を色を変えて塗り重ねてとぎだしています。
リールシートはパイプシートを利用し、両手で投げられるようにしています。竿尻には根付きの淡竹を使っています。
4本継なので持ち運びもしやすいですね。ガイドはFujiのSiCを使いました。

500gの負荷をかけるとこんなしなりになります。

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詳細は、P1120452

こちらは、単純に黒なのですが、穂先が見えにくいかと思って、穂先の先端だけ、赤で塗っています。

こちらは、500gの負荷をかけてると、こんな感じです。

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どちらも、柔らかめなので、魚がかかると非常に楽しめると思います。
こちらも、商品ページに詳細を載せました。

この2本は、あすのイベントでも展示予定です。

ルアー竿の覆輪

ルアー用の竿に覆輪を引きました。

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白の漆を使いましたが、今日は暑いのでどんどん茶色になっていきます。
覆輪を引くと、とてもしまった感じになります。

これだけ暑いと、一日二日で乾きそうです。
印籠は接着済みですが、まだ手元のパーツの接着がまだなので、覆輪が乾けば手元の接着をして完成です。

カワハギ竿完成

カワハギ竿2本が完成しました。

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上は、グラス穂先、下はナガスクジラ穂先です。黒で山立てしたのち、赤と金粉をまぶして研ぎだしています。
グラス穂先のほうは手元が布袋竹、ナガスクジラ穂先のほうは淡竹です。
手元はすべり止めに、藤と麻を交互に巻いています。

ナガスクジラは初めて使いましたが、イワシクジラとはまた違った感触がします。思ったより硬い感じがしていたので、細く削ったところ、柔らかくなりすぎた気がしていましたが、全然大丈夫でした。

30号の錘をぶら下げた感じです。

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左がナガスクジラ、右がグラス穂先です。
ナガスクジラのほうが、先調子で多少柔らかめです。