投稿者「夢久」のアーカイブ

クラフトフェア蒲郡出店

10月31日〜11月1日に開催された、クラフトフェア蒲郡に出店しました。

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初日は風が強くて大変でした。この時期だともう気温も低いので、3方をシートで覆えたのは助かりました。

隣は海なので、船で来たという方もいらっしゃって、びっくりしました。

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客層として年配の方が多いせいか、他のイベントとは違って、小継の竿に人気が集中したり、竹そのものの話になったりして、非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。

また、来年も出店したいと思います。

また、お買い上げいただいきました皆様、ありがとうございました。

カワハギ竿

カワハギ竿ですが、青貝を撒きました。

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生上味を塗って、そのあとに大きめのものをまき、そのあと、隙間に細かいのをまいています。
ここまで目いっぱい撒く必要はないかもしれませんが、とにかく青貝の光を前面に出したくて振りまくりました。

これだけ撒いても、最終的には研ぎだしてしまうので、もったいないと思ってしまいますが、思い切ってやらないと満足のいくものはできないですしね。

実はこの写真はすでに撒いてから1週間ほど乾燥させた状態で、このあと、色漆の「あさぎ」を塗りました。

寒くなってきたので、そろそろ青がちゃんと出るんじゃないかと期待しています。

タチウオ釣りとげんきの郷のイベント

昨日は、久しぶりにタチウオ釣りに行ってきました。

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使った竿は、お気に入りのフェルールの竿です。こういう80号くらいの釣りに使えるように作った竿なので、ちょうどいいです。

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かなり釣れたので、釣果的には満足ですが、もうちょっと型が良いと言うこと無しでした。
タチウオは、塩焼きが最高ですね。

また、本日は、大府のげんきの郷で展示・販売会を行いました。

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天気もよく、外に展示をさせてもらいました。いらっしゃった皆様、ありがとうございました。

筏竿 カワハギ竿

筏竿ですが、手元に藤をまきました。

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実際には、麻糸と藤を交互に巻いています。瀬〆を塗って室に入れたところです。

ここまで来ましたが、このままだと、完成まであと数週間はかかりそうなので、18日のイベントには間に合わなさそうです。

カワハギ竿は、穂先の調子を出して、穂先の取り付けから、さび付けまで終わりました。

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ただ、一か所だけ錆がほんのちょっとだけ薄かったので、もう一度塗ろうと思います。

この竿、偶然ですが、穂先と穂持のすげ込とがぴったり合って、中を全く削らずに済みました。
さらに、手元のすげ込もぴったり合ってしまい、ここまで非常にスムーズに来ました。

筏竿 カワハギ竿

先日の筏竿の穂先のすげ込みを合わせるために作成した筏竿です。先日の穂先が依頼された竿に合わなかったので、こちらに合わせることにしました。

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今回は、胴がちょっと硬めです。穂先が非常に柔らかいので、調子が合わない可能性がありますが、一気に魚を上げることを考えると、竹だとこのくらいの強度は必要かな…とおもっています。

ここから、すべり止めに藤をまいていこうと思います。

また、カワハギ竿を作り始めました。とりあえず、まだ切組んだだけです。

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2本継ぎの、1.8mです。超先調子で高感度に仕上げようと思っています。
こちらは、まずは穂先の調子だしから始めます。

これからの時期は、きれいな色が出る塗りができる時期に入るので、どんな塗にするか考えるのも楽しみの一つです。

筏竿穂先

前回のイベントで、筏竿の穂先を作って欲しいと言われたので、作ってみました。

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サンプルをお借りしたので、それに似せて作ろうとしましたが、ちょっと穂持ちに近い方が硬い仕上がりになってしまいました。先端を明るくしたかったので蛍光系の色で、さらに白、黒のカシューで塗りましたが、初めての作業なので、順序ややり方など手探りになりました。カシューを使うとどうしても厚塗りになってしまうのでそこが気に入らないですね。

テーパーの違う穂先を研ぎだしているので、微妙に調子も変わってくるはずです。

もう何回か作ると、もっとうまく作れそうです。

和竿ではないですが、家で使っていた木のスプーンがボロボロになってきたので、塗装を剥がして漆を塗り直しました。

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日本産の生上味を何度も塗り重ねているので、値段にしたらめちゃめちゃ高級なスプーンです。
これからも大事に使っていこうと思います。

竹取り

ちょっと早いかもしれませんが、親戚の山に淡竹を取りに行きました。

相変わらず、細いものはほとんどなく、探すのに苦労するかと思ったのですが、だいたいどの辺が細いかを教えてもらえたので、すんなりと2本だけ見つけました。
本当はそのあとも、もっと取りたかったのですが、蚊の猛攻に会い、途中で挫折しました。

帰ってきて、洗って、根っこを処理した後、軽く矯めて真っすぐにしました。

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下の竹は根元のほうの節間も狭く、いい感じです。根っこの形がちょっとだけ気に入らないですが、使うときにうまく削れば大丈夫でしょう。

このまま割れずに乾燥してくれるといいのですが…

ルアー竿とヘチ竿の完成

明日は、シテさんで販売会を行いますが、直前になってルアー竿とヘチ竿が完成しました。

まずは、ルアー竿です。ショアからのシーバス狙いように作成しています。

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赤を色を変えて塗り重ねてとぎだしています。
リールシートはパイプシートを利用し、両手で投げられるようにしています。竿尻には根付きの淡竹を使っています。
4本継なので持ち運びもしやすいですね。ガイドはFujiのSiCを使いました。

500gの負荷をかけるとこんなしなりになります。

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詳細は、P1120452

こちらは、単純に黒なのですが、穂先が見えにくいかと思って、穂先の先端だけ、赤で塗っています。

こちらは、500gの負荷をかけてると、こんな感じです。

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どちらも、柔らかめなので、魚がかかると非常に楽しめると思います。
こちらも、商品ページに詳細を載せました。

この2本は、あすのイベントでも展示予定です。

ルアー竿の覆輪

ルアー用の竿に覆輪を引きました。

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白の漆を使いましたが、今日は暑いのでどんどん茶色になっていきます。
覆輪を引くと、とてもしまった感じになります。

これだけ暑いと、一日二日で乾きそうです。
印籠は接着済みですが、まだ手元のパーツの接着がまだなので、覆輪が乾けば手元の接着をして完成です。