ビシアジ」カテゴリーアーカイブ

フナ竿、筏竿、ビシアジ竿完成

いろいろたまっていた竿を、仕上げの矯めを行いました。

まずはフナ竿。

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3本仕舞いの、7本継です。竿袋も作りました。

替えの手元はまだ塗りの最中なので、そちらが出来たらまたアップしたいと思います。

また、筏竿、ビシアジ竿も完成です。
筏竿はかなり曲がっており、直せるか心配でしたがうまく直せました。

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穂先が折れそうなので、穂鞘でカバーです。

こちらもフェルールを取り付けて完了です。

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ビシアジ・筏竿

ビシアジと筏竿がほぼ完成しました。

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あとは、接着して上げ矯めするだけです。

最後の覆輪は、ピンクっぽくしたかったので、赤に白の粉を混ぜたのですが、なぜか紫に…

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言い方によってはピンクと言えなくもないですが、穂先を塗ったパールの赤とくらべても、ほとんど同じくらいの紫です。
ここまで紫になると、これはこれで次の色の出し方で楽しめそうです。ちょうど雨が降ったタイミングで塗った関係もあるので、同じ色が次出にもせるかどうかはわかりませんが、次回もやってみたいと思います。
特にこの紫は、女性向けに作る場合には、良い感じになるかもしれません。

この二つの竿は、筏竿はフカセで使えるように、ビシアジは100号以上の錘で使うように作っているので、穂先の太さが全く違います。

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こうやって写真で見ると、それほど違いは無いのですが、柔らかさは全然違いますね。筏竿と比べると、ビシアジの竿はただの棒に見えてきます。

ビシアジはガイドがSiCのムーチンガイドとなっています。筏の方はハードガイドです。ただ、筏竿はガイドの取り付け数が多く、さらにガイド自体が小さいので本当に大変でした。

塗りは、赤の山立てに金粉を入れ研ぎ出しています。
冬場に塗ったこともあり、赤が良い色しています。

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筏竿、ビシアジ竿

ひとつテンヤ竿を載せました。きれいな色で良い感じに仕上がっています。

興味のある方はぜひご連絡を。

さて、筏竿とビシアジ竿を進めています。

まずは、筏竿ですが、ガイドの取り付けをして、漆を塗りました。瀬〆で塗りたかったのですが手元に無かったので、呂色を薄めて塗りました。

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手元は滑り止めに糸を巻いています。
藤を巻こうかとも考えたのですが、藤を巻くとどうしても価格が高くなってしまうので、単純に滑り止めの糸だけにとどめました。

次は、ビシアジです。実は、筏竿のガイドを取り付けたところで糸がなくなってしまったので、近くのイオンで絹糸を買ってきて、なんとか糸を巻くところまで出来ました。

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筏も、ビシアジも、両方同じように、赤の山立てに金粉をふっています。
とてもきれいに出ています。

穂先は、赤のパールで塗っています。こちらも良い色が出ています。

ビシアジ、筏竿

ビシアジ竿と、筏竿の胴塗りが終わりました。

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生上味で3回拭き漆をして、コンパウンドで磨いています。

ただ、コンパウンドで磨く際に、筏竿の穂先を折ってしまいました… 注意していたつもりでしたが、この折れっぷりにはショックです。

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折れたのはほんのさきで調子に影響はないので、このまま仕上げていきます。

生上味で拭き漆をしたときに合わせて、箸も拭き漆をしています。この箸は、ヘチ竿を塗っている時に一緒に塗ったもので、拭き漆をする・しないでどのくらい変わるか見るためにこちらだけ生上味での拭き漆をしたものです。

かなり念入りに拭いたので、あまり真っ黒にはなりませんでした。まだ気温が低いせいもあるかと思います。コンパウンドで磨く前は黄色っぽい感じになっていましたが、コンパウンドで磨くとそれほど気になりません。生上味が載っているせいもあって、つやは箸の方がいいですが、やはり暗いですね。

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この程度であれば、日がたつとそれほど気にならなくなる気がしますので、拭き漆をしても念入りに拭けば問題なさそうです。

拭き漆でふき取りすぎなんじゃ?と思ってしまいそうですが、箸の黒の部分はしっかりつやが出ているのでちゃんと塗れています。

竿 胴塗り

本日、クリマの申し込みをしました。6月が楽しみです。皆様、是非、夢久のブースにお越し下さい。

さて、一週間ほど出張に行っていた関係でなかなか進んでいませんが、たまっていた竿をいろいろ進めています。

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左からヘチ竿、ビシアジ、ワカサギ竿、筏竿です。

ヘチ竿だけは、胴塗りは終わっていて、仕上げの生上味で3回吹き上げたところです。

ビシアジ、ワカサギ、筏竿は、胴塗り3回終わったところですが、もうちょっと濃くしたいので後1〜2回塗る予定です。

ここまでやって、焼き印を忘れていました。時間が空くとどうしても忘れてしまいます。

漆を塗った後に焼き印を押すと漆がはがれてしまうので、いつもは胴塗り前に押すのですが、今回は仕方がありません…

温度低めでじっくり押したところ、ビシアジと筏竿はなんとかうまく押せました。

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ヘチ竿はちょっと失敗してしまいましたが、まぁ、自分使いなので・・・

とはいえ、青で良い色に仕上がっているので、お値打ち価格で放出するかもしれません。

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この後、ヘチ竿はコンパウンドで磨いていきます。
きっと良い艶が出てくれることでしょう。

竿いろいろ

昨日は、ジャパンフィッシングショーに行ってきました。和竿のブースは師匠たちのブースを含めて3ブースですが、いろいろ刺激を受けますね。明るい塗りも良いですが、濃い色も和竿っぽくていいです。

さて、久しぶりに竿をいろいろ進めました。

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まずはビシアジ&筏竿です。変わり塗りを研ぎ出しました。
赤系にピンクを合わせた下地に、金をふってさらに赤を塗って研ぎ出してあります。
同じ時期に作ったので、同じ塗りにしました。ちょっと手抜きですね・・

下地のピンクまであまり届いていませんが、良い感じです。ちょっと金がですぎている感じがあるので、もうちょっと研ぎ出しても良いかもしれませんが、研ぎ過ぎて取り返しのつかないことになっても困るので、ここでやめておきます。

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次はヘチ竿です。青で変わり塗りをしています。研ぎ出しは終わっているのですが、穂先が黒では寂しいので、パールの青を塗り始めました。塗ったのは良いのですが、全然乾かないので室に入れてしまい、真っ黒のままですが…

穂先のパール青ももう数回塗らないといけないので、ガイド取り付けまではまだまだかかりそうです。

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最後は、ひとつテンヤです。もうかれこれ1ヶ月くらい乾かしたでしょうか。その間に、暖かい日もあり、寒い日もあり、さらには湿度の高い日も低い日もあったので、緑がむらになってしまいましたので、再度緑を塗りました。ただ、前の緑だと明るすぎる感はあったので、思い切って室に入れました。

そのおかげで、ちょっとダークな緑になりましたが、このくらい濃くても良い感じです。緑の場合、室に入れてもそれなりに色が出てくれるので助かります。

今日は覆輪を引きました。個人的には銀色が好きなので、銀色で引いています。
銀色だけは本漆ではどうやっても出ないので、ここだけはカシューです。

ただ、カシューはどうも扱いが苦手です。今回は緑とで作っているので、暖色系の本漆で引けば良かったかもしれません。

・・・とここまで写真を撮って気づきましたが、覆輪が一本引けていませんね・・・

カワハギ竿修理

一週間本業で北海道へ出張でした。向こうでは最高気温がマイナスなのですが、なぜか帰ってきた方が寒く感じます。

さて、修理途中のカワハギ竿ですが、出張前に黒で山立てをしておきました。ちょうど一週間行ってきたので、良い感じに中まで乾いています。その山立てしたところに生上味を塗って金粉をふっていきます。金粉と行っても純金ではなく、単なる金色の粉です。

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最初の写真が後ろにピントがあってしまいましたが、左から金粉をふってすぐ、脱脂綿で軽くはたいた後、養生のマスキングテープを外した後です。

ちょっと山立てが低い感じもするので、研ぎには注意しないといけなさそうです。

生上味が少し残ってしまったので、ついでにビシアジと筏竿も金をふってみました。

これも主張前に山立てをしていたものですが、赤で山立てしたのち、黄色や白を混ぜながら塗り重ねて見ました。ただ、ちょうど直前に同じように塗ったワカサギ竿があまり良い色が出ていなかったので、明るくするために金をふって、その上にさらに赤を塗ってみました。

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左から、ピンクで塗ったところ。金粉をふったところ、さらに赤を塗ったところです。

こうやってみると、赤もピンクもあまり変わった感じしませんが、良い色が出てくれることを祈ります。

ビシアジ&筏竿

以前から作り始めていたビシアジの竿と、筏竿が糸決めまで行けました。

ビシアジは、かなり前から作り始めていたのですが、フェルールの所に来る太い竹が見つからず、そのままになっていました。石鯛竿を作ってる坂本さんから、良い竹をもらったので、先週から進めていたのですが、パテも貼り終えてようやくの糸巻きが出来ました。

筏竿は、クリマで話題にあがったので、釣り自体をしたことが無いにも関わらず作りはじめてみました。穂先はヘチ竿と同じですが、全長が全然違います。筏竿は1.5m程度と非常に短竿で、穂持ちもかなり細めです。これで本当に50cmオーバーのクロダイが来ても大丈夫か心配になりますが、補強を入れているので大丈夫なのでしょう。

逆に、ビシアジはほとんど棒みたいな感じなので、これを使う機会がくるのか心配になるほどです。

今日時点で、糸巻きまで終わったので、瀬〆漆で糸決めです。

100号以上の錘を使う竿と、1号にも満たない錘で使う竿を一緒に作るのはそうそうないと思います。こうやって並べると太さの違いに改めで驚かされます。

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