ちょっとびっくりしたことがあったので報告です。
知り合いから茶筒が欲しいということなので、拭き漆で仕上げるため木地を買ってきました。ついでにお椀も買ってて、瀬〆漆を片脳油で半々くらいにといて、刷毛塗りした上で吹き上げました。
安いところで買ったせいか、木地の途中で色が変わっていて、あまり良い木地ではないですが、まずは塗ってみます。
最初は失敗しても良いようにお椀でやってみたのですが、どんどんしみ込んでいってしまい、なんだかとっても黒くなってしまいました。
茶筒の中のフタまで塗ったところで、漆がなくなってしまったので、新しい漆を出したのですが、前の漆と違ってとても柔らかく色も薄いです
新品だからか?と思いつつ、同じように薄めて塗ってみたのですが、色が全然違います。
というか、これが普通なんでは・・・
瀬〆漆は使うときは使いますが、使わないときは全然使わないので、どのくらい日が経っているかわかりません。ただ、古いのは確かなので、ひょっとすると古い漆だとこんな風になってしまうのかもしれません。
竿の下塗りなら別に問題ないのですが、こういう用途に使うときには新しいものを使った方が良さそうです。